遠くのものが見えづらい・・・

近視

近くのものはよく見えるが、遠くのものは見えづらい状態を近視といいます。
眼軸が正常より長すぎる場合や角膜や水晶体の屈折力が強すぎる場合、遠方から目に入ってきた光が網膜より前でピントを合わせてしまうため、像がぼやけて映ってしまうのです。近視の大部分は、眼軸の長さに問題がある「軸性近視」といわれています。

近くのものも遠くのものも見えづらい・・・

遠視

近くのものも遠くのものも見えづらい状態を遠視といいます。
近視とは反対に、眼軸が正常より短すぎる場合や角膜や水晶体の屈折力が弱すぎる場合、遠方から目に入ってきた光が網膜より後ろでピントを合わせてしまうため、像がぼやけて映ってしまうのです。

目がかゆい、充血する・・・

アレルギー性結膜炎

花粉やダニなどによる目のかゆみ、充血、涙目などの症状があります。スギやヒノキなどの花粉が原因となる「季節性アレルギー性結膜炎」はある一定の時期を過ぎれば治まりますが、室内のほこりやダニなどが原因となる「通年性アレルギー性結膜炎」は年間を通して発症するものです。また最近では、コンタクトレンズに付着した汚れが原因でアレルギー性結膜炎となってしまう人も増えてきています。

目がかすむ、目が痛い・・・

眼精疲労

目や目の奥が痛む、目がかすむ、しょぼしょぼする、充血する…。このような症状をまとめて「眼精疲労」といいます。眼精疲労は目だけではなく、肩こりやだるさ、イライラや不安感など心身にも影響を及ぼすことがあるので、毎日長時間パソコンに向かって作業をしている人はこまめに休憩をとることが大切です。


白目が真っ赤になる・・・

結膜下出血

何らかの原因により結膜の下にある血管が破れ、白目が真っ赤になる状態を結膜下出血と呼びます。ほとんどの場合は数日~2週間程度で吸収されますが、それ以上経っても出血がひかない場合は眼科医に相談する必要があります。

目の前にゴミのような虫のようなものが見える・・・

飛蚊症

視野の中に虫や糸くずなどが浮遊し、目を動かすと後から一緒についてくるように見える症状を飛蚊症といい、特に晴れた日の空や白い壁を見た時などに起こります。飛蚊症の原因としては、生理的なものや活性酸素によるものが考えられますが、硝子体出血や網膜剥離などの可能性もあるので、早めに検査を受けるようにましょう。

光が走ったように見える・・・

網膜剥離

光を感知する感覚網膜が色素上皮から剥がれてしまい、その剥がれた部分の視野が失われたり、視力が低下してしまったりする状態を網膜剥離といいます。速やかに適切な処置を施さなければ、失明に至ることもある恐ろしい病気です。